療育の必要な我が子のエピソードをホームページに掲載したところ、お子さんの発達にお悩みのある親御さんからの問い合わせが増える。
手厚い指導と親御さんの信頼で、開室2年目で満室になる。
発達段階に応じた指導方法を生かし、コンクール初出場の幼児、小１生徒を金、銀、銅賞へ導く。
自閉症、発語のなかった生徒さんが歌って弾けるようになり、場面緘黙の生徒さんは、体験レッスンの際にすんなり入室でき驚かれる。
遠方から通われる生徒さんもいらっしゃり、お問い合わせも絶えない。
インスタグラムから、特性のある生徒さんの対応についての発信を投稿したところ、発達障害やグレーゾーンのお子さんを受け入れられる教室との認知が広がり、キャンセル待ちの教室となった。しばらくぶりの生徒募集では募集１枠に対し６名のお問い合わせが入る。
私1人では受け入れられる人数に限界がある。しかし子供達の発達、成長は待った無し。問い合わせがあってもお断りするしかない。この状況を打破すべく、全国のピアノ教室の先生方に1人でも多く受け入れてほしいとの思いと、ピアノ教室の社会的な役割を見出し、広げたいという思いから、発達障害、グレーゾンのピアノレッスン相談室を開室、続いて、当講座を作るに至る。